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🚀 Java開発の強力な味方!Gradle(グレードル)入門

💡 Gradleを一言で言うと?

Java開発におけるGradleは、**「ビルド・依存関係・実行をまとめて管理するツール」**です。

JavaScriptの世界でいう npmyarn、Pythonにおける pip のような存在だと考えると、イメージが湧きやすいはずです。

📌 Gradleがやってくれること

Gradleを導入すると、面倒な作業をすべて自動化してくれます。

  1. ライブラリ(依存関係)管理: 必要な外部ライブラリを自動でダウンロードし、管理する。
  2. ビルド: ソースコードをコンパイルし、テストを実行し、配布用のJARファイルを作成する。
  3. 実行・パッケージング: アプリケーションを動かしたり、デプロイ用の形に整える。
  4. タスク自動化: 独自の定型処理を「タスク」として登録し、一発で実行できる。

👉 要するに、javacjava コマンドを人間が直接叩くのをやめさせてくれる存在です。


🤔 なぜ Gradle が必要なのか?

Gradleがない世界では、ライブラリが増えるたびに「地獄」が待っています。

  • Gradleがない世界(地獄) javac -cp lib/*.jar src/**/*.java java -cp lib/*.jar:out Main → どのライブラリが必要か、どのフォルダにあるかをすべて手動で指定しなければなりません。
  • Gradleがある世界(天国) ./gradlew bootRunこれだけで終わりです。 必要なライブラリの取得から実行まで、すべて自動です。

🆚 Maven との関係

Javaのビルドツールには、古くからの王道 「Maven(メイヴン)」 も存在します。Spring Bootではどちらかを選択することになりますが、最近はGradleの人気が非常に高いです。

特徴MavenGradle
設定ファイルの形式XML (冗長になりがち)Groovy / Kotlin (簡潔)
柔軟性低め(型に合わせる)高い(プログラム的に書ける)
ビルド速度普通速い(差分ビルドが得意)
主流歴史が長く利用者は最大急増中(モダンな開発の定番)

🛠️ Gradle の中身(最低限知っておくべきこと)

プロジェクトの核となるのは、build.gradle というファイルです。ここに「何を使いたいか」を記述します。

// build.gradle の例
plugins {
  id 'java'
}

dependencies {
  // Spring BootでWeb開発をするためのライブラリ
  implementation 'org.springframework.boot:spring-boot-starter-web'
  // テスト用のライブラリ
  testImplementation 'org.springframework.boot:spring-boot-starter-test'
}

💡 gradlew って何?

よく見かける ./gradlew というコマンド。これは Gradle Wrapper の略です。

  • Gradle本体のインストール不要: プロジェクトをクローンすれば誰でも動かせます。
  • バージョン固定: 「開発者Aさんの環境だけGradleのバージョンが違って動かない」というトラブルを防ぎます。
  • チーム開発の必須要素です。

🏃 よく使うコマンド一覧

目的コマンド
ビルド(製品作成)./gradlew build
実行./gradlew run
Spring Boot 起動./gradlew bootRun
テスト実行./gradlew test

🔄 他の言語で例えると?

他の言語に慣れている方は、以下のように置き換えるとスッキリ理解できます。

機能Node.js (JavaScript)Java (Gradle)
ツール名npm / yarn / pnpmGradle / Maven
設定ファイルpackage.jsonbuild.gradle
開発時実行npm run dev./gradlew bootRun